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焼きそば
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焼きそば
焼きそば
焼きそば(やきそば)は、小麦などを加工した麺を炒める、揚げるなどをした料理の総称である。「そば」の名称を用いているが、「中華そば」同様麺の意味であり、蕎麦を使った料理ではない。
目次
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* 1 概要
o 1.1 インスタント食品
* 2 他の料理との融合
* 3 関連項目
[編集] 概要
鉄板上のソース焼きそば
鉄板上のソース焼きそば
五目焼そば
五目焼そば
中国の文化圏では、チャオミエン(炒麺)が中華麺を炒めて作った料理の総称であり、チャーハン同様にそのバリエーションは数百にものぼるとされる。中華料理屋では醤油味や塩味で作ったものが、「炒麺」や「上海風焼きそば」として供される場合が多い。
日本では、生麺を蒸して油で炒めたものに、豚肉、海老、人参・筍・椎茸などの野菜を餡かけにした具をかけたものを五目焼そばという。
またソース焼きそばは、焼きそばが日本風にアレンジされたものである。終戦直後の闇市で、麺をキャベツで増量し、ウスターソースを混ぜ合わせたものが売り出されたのが発祥とされる。日本では、単に焼きそばと呼んだとき、古くは関東では醤油焼きそば、関西ではソース焼きそばであったが、近年は一般的に普及したソース焼きそばを指すことが多い。縁日などでは必ず屋台が出ている。文化祭・学園祭の模擬店でも、焼きそばなら、まず売れ残ることはないという。たこ焼き、アメリカンドッグ等とともに高速道路のサービスエリア、パーキングエリアの売店やスナックコーナーなどの定番商品として売られていることが多い。 屋外で行う、鉄板を使ったバーベキューのメニューとしても定番であり、キャベツ・モヤシなどの野菜や肉と一緒に豪快に炒める。
麺を油で揚げて具をかけたものは堅焼きそば(あげそばと呼ぶ地域もある)と呼ぶが、中国語では炸麺と呼んで区別する。
具をあんかけにせず炒めたものをかけたり、麺といっしょに炒めたりと様々なバリエーションがある。
長崎発祥の、ちゃんぽん麺を焼いたものや堅焼きそばで用いる中華麺よりもさらに細い麺を揚げたものに具をかけたものを皿うどんという。また、小倉(北九州市)発祥の太い麺を使ったソース焼きそば風の料理を焼きうどんと呼ぶ。
沖縄では、一般の大衆食堂で「焼きそば」とあれば、沖縄そばの麺を用いたものであることが多い。太めの麺で、野菜と肉と共に炒めたもので、味付けは沖縄そばだしを使うものからソース味までさまざまであるが、ケチャップ味があるのが独特。たいていは店によって決まっており、メニューには書かれていない。沖縄の米海兵隊基地の食堂では標準メニューとして焼きそばが採用されており、これが好評だったため、現在では世界各地の海兵隊基地で焼きそばが供されている[1]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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